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情報学専攻 近藤蒼大さんがヒューマンインタフェースシンポジウムで優秀プレゼンテーション賞を受賞

2023/10/03

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9月6日~8日で青山学院大学相模原キャンパスで開催されたヒューマンインタフェースシンポジウム2023で情報学専攻2年の近藤蒼大さん(生体情報処理研究室・田中久弥教授)が優秀プレゼンテーション賞(審査員による選考)を受賞しました。

研究題目:SSVEP-BCI を想定した ear EEG 計測電極の評価

ヒューマンインタフェースシンポジウムは、ヒューマンインタフェース研究者が集い研究発表・デモンストレーション発表をするシンポジウムの1つです。近藤さんは、耳介周辺に装着する新しい脳波電極を開発し、そのデモンストレーションを行い、審査委員に評価され受賞に至りました。今回受賞した技術は、耳の裏側の目立たない部分に装着できる脳波電極です。その部分からでも脳とコンピュータをつなぐための信号(SSVEP)が取り出せることを研究発表しました。これが完成したら失語症患者・神経疾患者のための意思伝達装置(BCI)の開発ができます。今後の研究の発展が期待できる成果です。

受賞コメント

研究は私と指導教員の田中久弥教授に加え、産学連携室の皆さんと進めてきたので、それがこのような形で評価されたことを非常に嬉しく思います。田中久弥教授ならびに産学連携室の皆さまに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。HIシンポジウムは去年に続いて2回目の参加だったので、今回こそはという気持ちで発表に臨みました。去年の教訓を活かしてプレゼンテーションの形式や構成、ポスターのデザインなどを練った点が評価につながったのではないかと感じました。本研究は現在特許出願中のため、今後はより一層有用で洗練された技術に昇華できるように研究に励みます。

生体情報処理研究室