私たちは、初めて見かける人を「悲しそう」「何歳ぐらい」と察することができます。同窓会などで数年ぶりに会っても、「あの人」とわかります。このように無意識に判断できるのは、なぜでしょうか。
蒲池みゆき教授(情報デザイン学科)は、人が顔や身体などの「情報」をどのように多感覚に知覚し認知しているのかを明らかにする研究を進めています。医学や工学、民俗学なども関わる領域ですが、蒲池教授はモーションキャプチャーなどから得られるデータと知覚心理学をかけ合わせたアプローチで、まだ解明されていない謎に挑んでいます。企業から問合せや共同研究でも成果を出しています。
人と人が直接対面しない機会が増えた今日、人々のコミュニケーションに変化はあるのでしょうか? このたび取材を受け、下記に掲載されました。
- 認知情報学研究室