ISDCプログラム 2023年度中間報告会を実施

2024/01/22

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学生と企業との「直接的(ダイレクト)」な「連携(コラボレーション)」を実現する、「ISDC(Industry-Student Direct Collaboration)」プログラムの中間報告会を11月8日(水)と25日(木)に実施しました。
今回の中間報告会は両日ともオンラインにて開催しました。
8日(水)は株式会社フジタの中間報告会を実施しました。

【株式会社フジタ中間報告会の様子】

各学生が「地域復興」や「自然と建物」、「すまいと産業」、「追悼建築」、「材料の性能」など、ここまで積み上げてきた実験の結果や現地での調査等について、研究してきた成果を発表しました。

現地に赴き、実際に行った調査研究についての発表や、素材や材料を使って強度の実験を行った研究の発表があり、各学生の発表の一つ一つが、自らの体験や経験に基づいた深い内容となっていました。
各発表後の質疑応答では、実際の現場で活躍されている企業のトップの方々から、ご意見やご質問をいただき、それに対して、学生たちは学生の立場からの視点や考えを反映し、回答をしていました。
闊達な質疑応答が展開され、とても充実した報告会となりました。

最後に、株式会社フジタよりご参加いただいた皆様から、たくさんの暖かいフィードバックやアドバイスをいただきました。
最終報告会に向けて、ますます研究成果の精度を上げて、研究を継続する予定です。

【株式会社セブン&アイ・クリエイトリンクの中間報告会の様子】

「未来商業施設(集客施設)に関連する研究」という研究テーマの下、商用施設や駅ビル再計画の研究、訪日外国人や宿泊客を対象とした他に類を見ない宿泊施設の提案、社会問題を反映した用途変更を伴う新しい風景の一つとしての建設提案、建物を布で設計していくという今までにない着眼点での実験を通した構造的利用についての研究について発表がありました。
実際に現地に赴いたり、施設を利用したり体験して、どれも経験を基にした、興味深い提案、研究内容でした。
参加された企業の方々から専門的な質問をいただき、また企業のご担当者だからこそ知り得る視点、着眼点で学生たちにアドバイスを送ってくださいました。
 いただいたご意見やアドバイスも力を変え、学生たちはさらに研究を深め、最終報告会にて1年間の研究成果を発表予定です。

本プログラムでは、学生にとって実際の現場で活躍されている企業トップの方々から直接指導頂く貴重な経験となり、自身の研究内容をブラッシュアップさせ、また違った視点から研究を追及する原動力となります。一方、参画企業にとっても、学生ならではの斬新な視点や発想に触れ、新規プランの導入や企業が抱える問題を解決するアイデアを得る機会となります。

【参加企業】※中間報告会実施日時順
株式会社フジタ
株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク
ISDCプログラム