白浜復興住宅が、住まいのまちなみコンクールで国土交通大臣賞受賞

2024/02/27

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白浜復興住宅は、本学が2011年に石巻市に建築した復興住宅です。この住宅を軸にした取り組みが、2024年1月、「住まいのまちなみコンクール」で最上賞にあたる国土交通大臣賞を受賞しました。

同住宅11棟は、宮城県石巻市北上町白浜地区の高台に建っています。東日本大震災で甚大な被害を受け、被災した各地で一時的な住まいとしての復興住宅が多く用意されましたが、白浜復興住宅は恒久的に住むことを目指して設計・建築しています。土地を地元企業の熊谷産業が提供し、建物を工学院大学が建設しました。地域の緑化などのランドスケープ整備や、建物愛の温熱環境・空気の質の測定など、建物以外の部分にも幅広く建築学部の教授陣が関わり、運営管理および住民ケアは、NPO法人りあすの森が担ってきました。2021年からはワ—ケーション施設として再活用されており(白浜復興住宅がワーケーション宿泊施設としてリニューアルオープン))、復興住宅から地域活動が拡大しています。

■住まいのまちなみコンクール 国土交通大臣賞受賞作品

団地名 北上川河口流域 伝統文化伝承地域(宮城県石巻市)
団体名 特定非営利活動法人 りあすの森
第19回 住まいのまちなみコンクール 審査結果 (一財)住宅生産振興財団ホームページ
石巻白浜地区復興住宅