前野禅准教授(先進工学部環境化学科)が石油学会奨励賞を受賞

2024/06/07

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前野禅准教授(先進工学部環境化学科)が、2023年度石油学会奨励賞を受賞することが本年2月に決定し、5月に行われた石油学会第66回年会にて授与されました。また、受賞の対象となった「金属水素化物およびゼオライト細孔内の卑金属ヒドリド種の低級アルカン脱水素触媒能の開拓」について、受賞講演を行いました。
本賞は、公益社団法人石油学会より、石油、天然ガス及び石油化学に関連する分野において、独創的な業績を発表した満40歳未満の研究者に与えられます。

受賞コメント
この度は栄えある石油学会励賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。本学でも推進している、水素化物やヒドリド材料を基盤とする低級アルカン脱水素用貴金属フリーの固体触媒の研究開発を評価して頂きました。関係者の皆様ならびに学生に感謝申し上げます。今後も固体触媒の開発により石油、天然ガスの分野における省資源・省エネルギーに貢献できる研究を学生たちとともに推進します。

公益社団法人 石油学会

石油学会は昭和33年5月に創設され、石油・天然ガスの開発石油および石油化学工業、石油に代わる新燃料、さらには今後に大いに期待される新しい化学の分野まで、産・学両面にわたって幅広く活動を行っている国内で唯一の石油に関する学会です。

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