岩村雅人教授(建築学科)がBIM操作講習会でレクチャー

2024/10/02

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9月5日(木)、6日(金)に工手の泉コラボレーションスタジオにて「BIM操作講習会」(共催:日本建築行政会議、工学院大学)が開催され、岩村雅人教授(建築学科)が講師を務めました。初日には、国土交通省住宅局より藤原建築デジタル推進官が来校され、冒頭の挨拶をされるなど、国を挙げてBIM・DX推進に向けて取り組んでいる熱意が伝わるものになりました。

BIM(Building Information Modeling)は、デジタル空間に建物の設計、施工、運営・維持管理にわたる情報を一元管理し、業務を効率化するプラットフォームです。大手企業を中心に導入が始まりましたが、国の後押しを受け、中小企業へも拡がり始めています。

今回の講習では、指定確認検査機関・特定行政庁などから約40名が参加したほか、本学の教員、学生も参加しました。講習では、2025年度中に開始を予定している建築確認「BIM図面審査」について解説しましたが、参加者の方々には実際にBIMを操作し、BIMの仕組み、BIM図面審査への理解を深めて頂きました。なお、本講習会のテキストは、岩村教授が、「BIM図面審査」の入出力基準の理解を深めるために作成支援したものであり、講習に用いたBIMデータも、岩村教授がリーダーを務める、国交省「建築BIM推進会議」関連タスクグループにて作成したデータを利用したものです。

また、岩村研究室の学生がアシスタントとして参加し、受講者のPC操作のサポートを行いました。講習の合間には、学生がBIMで製作した作品をプレゼンテーションするなど、学生にとっても貴重な機会となりました。

建築学部建築学科建築生産 岩村研究室