2024年12月12日から13日にかけて開催された「HCGシンポジウム2024」において、情報学専攻卒業生の山口貴善さん(ユビキタスセンシング研究室・指導教員:三上弾教授)の研究が電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション賞を受賞しました。
研究題目:ゆったりとした衣服を着用した人物の姿勢推定 ~ HFRカメラと複数LEDを用いた学習データ作成 ~
本研究は、2023年10月27日に開催された「電子情報通信学会メディアエクスペリエンス・バーチャル環境基礎研究会(MVE研究会)」において、山口さんが情報学専攻2年生(当時)として発表し、MVE賞を受賞したものです。
山口さんの研究は、近年注目されている人物の姿勢推定技術において、スノーボードなどゆったりとした服装を着用した状況での精度向上を目指し、新たな学習データ作成方法を提案した点が特徴です。ニーズの高い技術領域での実用性が評価され、今回の受賞につながりました。
ヒューマンコミュニケーション賞は、電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループの第1種研究会(HCS研究会、HIP研究会、MVE研究会、WIT研究会)において、1年間で発表された研究の中から特に優れたものに贈られる賞です。非常に名誉ある賞で、本年は約300件の発表の中から6件のみが選出されました。