1月29日から東京ビッグサイトで開催された「nano tech2025 第24回国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」に工学院大学大学発のリサイクル技術を共同出展し、業界トップ企業などが興味を示しました。
同展示会は、研究開発の重要な共通基盤技術であるナノテクノロジーを軸に、未来技術の社会実装を探求する場です。例年、革新的な材料や次世代デバイスが集結し、研究開発の事業化とイノベーション共創の実現を目指しています。
ブース展示と合わせてオンラインサイトでも成果を公表する仕組みで、本学からは小林潤 教授(機械工学科)の研究「電磁波利用の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のリサイクル」を、WEB掲載しました。社会的課題であるものの、解決方法がまだ確立されていない技術・システムのため、装置メーカー、CFRP関連企業や自動車関連企業などが詳細紹介ページにアクセスし、ニーズの高さが伺えました。ブースでは、PUiP*メンバーとして初めて共同出展し、小林潤教授の技術説明ポスター資料を来訪企業に配布しました。配布日時が限られたにもかかわらず企業から反応があり、今後の展開が期待されます。
*PUiP=大学知財群活用プラットフォーム。国公私立大学と研究機関から成る任意団体。読み方は「ピューイップ」。