2024年9月18日から20日に京都大学吉田キャンパスで開催された「ヒューマンインタフェースシンポジウム2024」で情報学部情報デザイン学科4年(受賞当時)の若山航さん(生体情報処理研究室・田中久弥教授)が学術奨励賞を受賞しました。
研究題目:SSVEP-BCIに用いる刺激周波数最適化プロセスの短縮
ヒューマンインタフェース学会学術奨励賞は、ヒューマンインタフェースシンポジウムにおける優れた内容の若手発表者を称える賞です。今回は約140件の発表の中から、発表の仕方、質疑応答、原稿の完成度などが総合的に評価され、若山さんの発表が上位7件(全体の約5%)の1件として選出されました。
若山さんは、対話が困難な障碍者の意思疎通を支援する脳波処理技術を研究しています。今回の研究成果はブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)の性能向上に貢献することが期待されます。
受賞コメント
このたび、学術奨励賞という栄えある賞を頂くことができ、大変光栄に思っております。
本研究を評価していただけたことを嬉しく思うとともに、日頃からご指導くださっている田中久弥教授、共著の近藤蒼大先輩、そして研究室の皆さんのサポートのおかげです。心より感謝申し上げます。
今回の受賞を励みに、これからも研究に取り組んでいきたいと思います。