建築学科4年の尾竹美祐さん(田村研究室・田村雅紀教授指導)が、ベトナム・ダナン工科大学(The University of Danang–University of Science and Technology:DUT)の設立50周年を記念して開催された国際会議「The International Conference on Technology Innovation for Sustainable Development(IT4SD)」にて、「2025TI4SD国際会議 Best Poster Award」を受賞しました。
本会議では、主賓挨拶や基調講演などに始まり、全12のセッションにおいて、118件を超えるオーラルおよびポスターのプレゼンテーションが行われました。本学からは4名の学生が論文発表を行い、その中で尾竹さんの研究が特に優れたポスター発表として高く評価されました。
研究題目:Toward the Future Necessity of Timber Construction and its Longevity in Japanese Wooden Architecture
尾竹さんの論文は、木造建築部材の表面劣化・色彩退色を低減する技術に関するもので、産学連携による特許出願済技術(特願2019-239408)を含んでおり、今後の木材利用の推進に向けた社会実装が期待されます。
受賞コメント
このたび、初めての国際会議での発表でこのような受賞を賜ることができ、誠にありがとうございます。研究の実施に際しては、指導教員である田村先生をはじめ共同研究先セブンケミカルの関係皆様にご指導を賜りました。この場をお借りして御礼申し上げます。