村上研究室(まちづくり学科)は10月25日(土)、西新宿エリアで開催された防災啓発イベントに参加しました。新宿駅西口広場イベントコーナーと新宿中央公園の2会場でブースを出展し、日常の中で防災を身近に感じてもらうことを目的に活動を行いました。
■交流フェスタ(新宿駅西口広場イベントコーナー)
新宿駅西口広場イベントコーナーで実施した「交流フェスタ」では、「考えよう!災害時のトイレ」をテーマに、災害時に直面するトイレの問題や備蓄の重要性を来場者と共有しました。来場者に携帯トイレや簡易トイレの使い方を実際に体験してもらいながら、災害時にトイレが使用できなくなる現実や、家庭でできる備え方、必要な備蓄量などについて解説しました。
実際の体験を通して、来場者からは「家庭ではどのくらい備蓄すればよいのか」「新聞紙やペットシートでも代用できるのか」といった具体的な質問も寄せられ、防災への関心の高さがうかがえました。
■しんじゅく防災チャレンジパーク(新宿中央公園ファンモアタイムひろば)
新宿中央公園ファンモアタイムひろばで開催された「しんじゅく防災チャレンジパーク」では、「ひかる!ぼうさいキーホルダーづくり」と題したワークショップを実施しました。
蓄光ビーズを使ってオリジナルのキーホルダーを制作し、停電時でもカバンや持ち出し袋の位置が分かるようにする工夫を紹介しました。また、アルファベットビーズで名前を入れることで名札としても活用できることを提案し、来場した子どもたちはものづくりを通じて、防災をより身近に感じてもらう取り組みとなりました。
これら2つの企画を通じて、学生たちは来場者と交流しながら、「防災は特別な準備ではなく、身近な工夫から始められる」ということを伝えました。今回の活動は、多くの方に防災意識を高めてもらうきっかけとなるとともに、学生自身にとっても防災のあり方を再認識する貴重な機会となりました。
工学院大学では2025年に防災・減災教育センターを設立し、防災・減災に対する実践活動や人材育成に取り組んでおります。今回は本センターの地域社会への貢献活動として行いました。
 
								 
								 
								

