11月23日(日・祝)に群馬県 館林市市民センターで開催された「市民センタートライアルサウンディング事業一菊竹清訓とまち • 学生 • 未来一」で大内田研究室(建築デザイン学科)がイベントを実施しました。
参加型ワークショップ「館内で小さな暮らしを探してみよう」では、大内田研究室の学生と地元高校生がサポートし、参加した子どもたちがデザインした小人たちの暮らしを写真に収めていました。子どもたちは旧館林市庁舎(現・館林市市民センター)に暮らす小人たちの暮らしを想像し、名建築を身近に感じていました。ワークショップによって、会場は子どもたちの活き活きとした声に溢れ、旧館林市庁舎は賑わいに包まれました。
また、同日開催されたパネルディスカッションで、大内田史郎教授は竣工当時の写真や図面、外構レベルの記載などを手がかりに研究室の学生とともに外部空間まで含めて再現した旧館林市庁舎の模型を紹介。池や庭、水面とスロープが連続する外構が建物本体のボリュームを引き立て、夜景も含めてメッセージ性の高い都市景観を形成していたことを指摘し、地方都市の庁舎が備えるべき「開かれた庁舎」としての公共性と、ランドスケープを含めた空間構成の重要性を語っていました。
なお、パネルディスカッションの様子は地元紙、上毛新聞(11月24日付 朝刊)に掲載されています。
- 上毛新聞(11月24日付 朝刊)掲載。
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大内田史郎教授が紹介した研究室の学生と共に作り上げた旧館林市庁舎の模型は来場者に大好評。当時の姿を知る来場者からは懐かしむ声があがり、今の姿を知る来場者からは当時の姿に驚く声が上がり、模型を通じて研究室の学生たちは来場者とコミュニケーションを交わしていました。






