大内田研究室(建築デザイン学科)が群馬県 館林市市民センターでイベントを実施

2025/12/02

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11月23日(日・祝)に群馬県 館林市市民センターで開催された「市民センタートライアルサウンディング事業一菊竹清訓とまち • 学生 • 未来一」で大内田研究室(建築デザイン学科)がイベントを実施しました。

参加型ワークショップ「館内で小さな暮らしを探してみよう」では、大内田研究室の学生と地元高校生がサポートし、参加した子どもたちがデザインした小人たちの暮らしを写真に収めていました。子どもたちは旧館林市庁舎(現・館林市市民センター)に暮らす小人たちの暮らしを想像し、名建築を身近に感じていました。ワークショップによって、会場は子どもたちの活き活きとした声に溢れ、旧館林市庁舎は賑わいに包まれました。

  • 学生からの質問に元気よく答える子どもたち
  • 色鉛筆を用いて、1つ1つオリジナルの小人をつくる子どもたち
  • 窓淵に腰掛ける小人を撮影する学生

また、同日開催されたパネルディスカッションで、大内田史郎教授は竣工当時の写真や図面、外構レベルの記載などを手がかりに研究室の学生とともに外部空間まで含めて再現した旧館林市庁舎の模型を紹介。池や庭、水面とスロープが連続する外構が建物本体のボリュームを引き立て、夜景も含めてメッセージ性の高い都市景観を形成していたことを指摘し、地方都市の庁舎が備えるべき「開かれた庁舎」としての公共性と、ランドスケープを含めた空間構成の重要性を語っていました。

  • 学生と共に作り上げた旧館林市庁舎を前にディスカッション

なお、パネルディスカッションの様子は地元紙、上毛新聞(11月24日付 朝刊)に掲載されています。

  • 上毛新聞(11月24日付 朝刊)掲載。
  • 本件は上毛新聞社が掲載を許可しています。
  • 上毛新聞社に無断で転載することは禁じられています。
  • 上記の画像をクリックすると新聞のPDFがご覧いただけます。

大内田史郎教授が紹介した研究室の学生と共に作り上げた旧館林市庁舎の模型は来場者に大好評。当時の姿を知る来場者からは懐かしむ声があがり、今の姿を知る来場者からは当時の姿に驚く声が上がり、模型を通じて研究室の学生たちは来場者とコミュニケーションを交わしていました。

  • 当時を懐かしむ来場者に1つ1つ作業の工程を説明
  • 学生一人ひとりが作り上げたイベントになりました
保存・再生デザイン 大内田研究室