システム数理学科 滝澤陽人さんが情報処理学会 全国大会で学生奨励賞を受賞

2026/04/07

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2026年3月6日から8日にかけて松山大学文京キャンパスで開催された「情報処理学会第88回全国大会」において、システム数理学科4年(受賞当時。2026年4月より大学院工学研究科情報学専攻修士課程に進学)の滝澤陽人さん(応用経済分析研究室・矢﨑敬人准教授)が、学生奨励賞を受賞しました。

研究題目:飲食店におけるチップ制マジックパフォーマンスに対する顧客の承諾有無と支払い行動

滝澤さんはマジシャンとしても活動しており、飲食店でテーブルを回って顧客の承諾が得られた場合にパフォーマンスを披露し、チップを受け取る「ホッピングマジック」について、自身および他のマジシャンが収集した実地データに基づく分析を行いました。その結果、飲食店の価格帯が高いほど承諾率は高い一方でチップ額には影響しないこと、顧客グループにおける男性の比率が高いほど承諾率は低いものの、承諾された場合のチップ額はむしろ高いこと、さらに支払いが現金の場合の方が電子決済の場合よりもチップ額のばらつきが大きいことを明らかにしました。あわせて、これらの結果が生じる背景についても検討しました。
本大会では、こうした研究成果を報告し、支払額を顧客側が決定するPay-What-You-Want型の状況を実地データに基づいて分析した貴重な研究として高く評価されました。また、発表冒頭では実際にマジックを披露し、会場を大いに沸かせました。

学生奨励賞は、学生セッションでの発表の中から、座長により優秀と認められた発表に対して贈られる賞です。

受賞コメント

この度は本賞を受賞できましたことを大変光栄に存じます。 本研究の遂行にあたりご指導いただいた矢﨑敬人先生をはじめ、データ提供にご協力いただいたマジシャンの皆様に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。 今後もさらなる成果を目指し、研究に精進してまいります。

一般財団法人 情報処理学会ホームページ 第88回全国大会学生奨励賞受賞者一覧
受賞者が閲覧できます。
応用経済分析研究室