並木則和教授(環境化学科)が日本空気清浄協会第31回研究大会会長奨励賞を受賞

2015/04/24

並木則和教授(環境化学科)が、日本空気清浄協会第31回研究大会会長奨励賞を受賞し、2015年4月21日に開催された同協会第32回研究大会の懇親会で表彰を受けました。
研究大会会長奨励賞は、空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会の中で発表された研究の中で、特に優秀と認められた研究を表彰し、今後の更なる活躍を期待するものです。今回受賞対象となった研究は、『ポリアクリルアミド両性電解質液噴霧による排ガス中揮発性有機化合物の除去』と題する研究です。
受賞コメント
工場から排出される溶剤等の揮発性有機化合物(VOC)は、悪臭や光化学オキシダント、PM2.5の発生原因物質であり、排出規制が2006年に開始された規制が現在も続いています。VOC対策は、発生源の排出量の削減も重要ですが、どうしても排出されてしまう低濃度のVOCに対して低コストの処理技術が求められており、当研究室で検討しているポリアクリルアミド両性電解質液噴霧法が注目されています。今回の表彰理由として、現在使用されていない一流体スプレーノズルの性能を現在主流の二流体ノズルと同等にまで性能を向上した点と、数値流体力学を用いたVOC除去性能の推定法を提案した点が評価されたものと思っております。この賞は、研究大会会長賞を含めて過去に4回ほど受賞していますが、特に今回の受賞は当研究室が主体となって行って来た研究成果で頂いたものであり、研究室の学生諸君が頑張ってくれた賜物と自負しております。今後とも独創性のある研究成果を出して行きたいと思います。
  • 手前:共同研究者の鍵氏(東京工業大学)、奥:並木教授

  • 左:並木教授、右:鍵氏

公益社団法人空気清浄協会
会員の内訳:正会員 112社、準会員 243人、特別会員 79人。「空気清浄に関する技術の向上、知識の普及を図り、環境衛生の改善に寄与する」ことを目的に、1963(昭和38)年10月に設立され、1966年(昭和41年)に厚生省(当時)より社団法人「空気清浄協会」の認可を受け、公益法人としてスタートしました。以来、空気清浄装置、ろ材、ダクト、送風機、エアフィルタ、計測器、メンテナンス等の業界、また建築、設備、設計等のユーザー業界並びに専門有識者の協力の下で、空気清浄化実現のための種々の研究活動を活発に行っております。
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