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工学院大学教師会設立記念シンポジウム「工学院大学から、教師になる—教職のリアル—」を開催しました

2018/12/11

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12/8(土)、新宿キャンパスA0712教室にて、工学院大学教師会設立記念シンポジウム「工学院大学から、教師になる—教職のリアル—」を開催しました。「工学院大学教師会」は、卒業生教員から“交流の場を作って欲しい”との声に応えての設立で、会場には現役の先生方や教師経験のある卒業生も多く駆けつけてくださいました。教職課程を受講中の学生も加わって約150名が集まる中、まず全体シンポジウムが始まりました。
 
全体シンポジウムでは、卒業生の現役教師3名が、学校で心がけていることや生徒の様子などを語ってくださいました。ふだんはあまり聞くことができない中学・高校の先生方の生活に、大きくうなずく姿やメモを取る学生の姿が見られました。
参加した卒業生からは「現役の学生や他地域の先生と話すことで、色々なヒントを得ることができた」「学生と話すのっていいですね。元気をもらいました」、教職を目指す学部生からは「現職の先生方も“失敗”することがあるんだと驚いた」「学校はブラックだといわれるが、教職のやりがいを聴けてよかった」「一般企業に一度就職してから教員になりたいので、そのようなキャリアを歩まれた先輩方の話は大変参考になる」との感想が聞かれました。
 
続いて、会場を移して、教科別シンポジウムが開催されました。教科毎に分かれた各教室では、交流しやすいようにさらに2-5グループに分け、学部4年生が各グループでファシリテーターとして交流を進めました。学生から「自分は普通科高校を卒業したので、総合学科や工業科の様子がわからない。それぞれどのような特徴が有るか?」との質問に、卒業生が丁寧に説明するなど、やる気に満ちたやりとりが全グループで行われていました。
12月15日(土)には、「教員採用試験オリエンテーション」が予定されており、今年度の同試験合格者から体験談を伺います。
 
本学教職課程では、中高理科、中高数学、中学技術、高校情報、高校工業の第1種免許状を取得することができ、教員となった卒業生は1000名を超えています(2018年3月現在)。「工学院大学卒業の先生を採用したい」とお声がかかるなど、各自治体の教育委員会や私立学校からも注目されています。
工学院大学教師会とは
工学院大学で教職を履修したすべての卒業生・終了生(学部・大学院、教職特別課程、科目等履修生)を対象とする会です。卒業生・終了生と学部生・院生との交流や、研修の場として今後さまざまな機会を提供してきたいと考えています。登録がお済みでない方で、工学院大学教師会への登録を希望される方は、shikaku@sc.kogakuin.ac.jp(工学院大学教務課教職担当)までご連絡をお願いいたします。教師会等の各種ご案内をご送付いたします。
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