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電気システム工学科生が第11回大学コンソーシアム八王子学生発表会で優秀賞を受賞

2019/12/25

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2019年12月7日に八王子市学園都市センターで開催された第11回大学コンソーシアム八王子学生発表会において、工学部電気システム工学科4年の高橋侑哉さん(電気電子機能材料研究室・鷹野一朗教授)が、「金属酸化物を使った薄膜温度センサの特性評価」と題する研究発表で、優秀賞を受賞しました。

代表的な温度センサであるNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタは、チタンや亜鉛などの酸化物焼結体を基にしています。近年では、スマートフォンや電子機器など、あらゆるところに温度センサが使われており、小型化とともに熱応答性を向上させることを目的に薄膜化する研究がなされています。

本研究では、金属酸化物を薄膜することで多層化し、温度に対する特性であるB係数を調査しました。特に酸化物積層膜については、その総膜厚を変えることで、B係数の最適値を得ることができました。

受賞コメント何度か失敗しながらの実験でしたが、大学院生の先輩や指導教授にアドバイスをいただきながら、発表することができました。卒業までには、さらに高いB係数を得られるように研究を続けたいと思います。
電気電子機能材料研究室
電気電子工学科
※2017年4月電気システム工学科より名称変更
工学部の活動・実績