まち開発プロジェクトの学生が、都5G実証事業に協力

2022/04/14

学生プロジェクトの一つ「まち開発プロジェクト」は、3月14日に西新宿の特設ワークスペースで遠隔講義に参加し、5G通信とAIを用いた新しい形のグループワークを体験しました。

  • 特設ワークスペース外観
  • テント内の様子。モニターにはKDDIによるグループワーク分析結果が表示。集中度や一体感がグラフで表示され、議論の活性度が可視化されました。
  • 参加した学生達と実証実験関係者。このメンバーによる体験・感想が、西新宿のスマートシティ化実現を促進します。

この実証実験は、株式会社KDDI総合研究所と大成建設株式会社が主催となり、空地・街路・公園等に仮設するテント型ワークスペースに5G通信等の先端技術を導入し、新たな屋外ワークスペースを構築するための実験です。東京都が公募した「5Gを含む先端技術を活用したスマートシティサービス実証事業」に採択されています。テント型ワークスペースは本学隣りのエステック広場にこの実験のために設けられ、公開空地の具体的な活用方法としても注目される実験でした。 講義には、5G通信を活用。大容量・低遅延の特徴を活かし、遠隔オフィス空間の高精度360度映像データや音場をテントに伝送しました。講義に組み込まれているグループワークでは、AIが活性度を分析し可視化、フィードバックを返します。これにより、ブレインストーミングやワークショップのようなグループワークをオンライン上で進める際、「このグループは集中度が高く、順調に進んでいる様子」「一体感の数値が低く、一部の人だけが話しているのかもしれない」などと状況がわかり、議論を活性化できます。 会場となった大型テントは、簡易に設置・移動できる利点があります。同テントを利用した学生からは、「設置場所や季節に応じた快適な空間でもリモートワークが実現できそう」との感想が寄せられました。

三木良雄教授からのコメント(まち開発プロジェクト顧問、情報学部長)

西新宿の再開発が本格化しています。各ビルの足元には広場(公開空地)が存在しているのですが、立体的な道路により他の広場への移動が多少不便な構造にもなっています。次の時代には公開・共有エリアの利活用方法を一種の街文化として定着させるべく、地域の大学として利活用法をしたいと考えています。
また、ICTで距離を克服することも可能です。空間的に分散している場所を高速ネットワークで結ぶことで、多くの人々が一つの空間を共有している形を作ることができます。街のICT基盤を充実させることで、街全体が大学のキャンパスであるかのようになり、各自が別の場所にいると感じさせない“本物のリモート授業” も実現できるのではないかと考えています。今回の実証実験をお手伝いでき、将来への夢が一歩現実に近づいた感触を得ることができました。

「新たなワークスタイルの確立5G×屋外ワークスペース」開催概要

日時 2022年3月14日、10:00‐16:00
会場 エステック広場(新宿区西新宿1-24-1)
主催 株式会社KDDI総合研究所、大成建設株式会社

まち開発プロジェクト -Smart Tech-
実験主催者によるプレスリリース(株式会社KDDI総合研究所サイト)
トップへ