鈴木健司教授(機械システム工学科)が、日本設計工学会の会誌「設計工学」に掲載された解説記事「昆虫の表面機能に学ぶ小型移動ロボット」に対し、日本設計工学会2021年度 The Most Interesting Readings 賞を受賞しました。
本賞は、前年に「設計工学」に掲載公表された論文以外の記事のうち、その内容が最も興味深いと認められるものを表彰するもので、読者である一般会員の投票によって選出されます。受賞の対象となった記事は、昆虫の水面移動や壁面歩行の原理の解明と、それを応用した小型ロボットについて解説したもので、生物の優れた機能を工学的に応用する「バイオミメティクス」分野の発展に寄与することが期待されます。
受賞コメント
このたび「昆虫の表面機能に学ぶ小型移動ロボット」に対しThe Most Interesting Readings賞の栄誉を賜りましたことは、大変光栄に存じます。日頃研究している内容について、幅広い分野の研究者に興味を持っていただけることは望外の喜びであり、研究紹介の機会を与えてくださった設計工学会のご担当者の皆様に心より感謝申し上げます。