桂良寛准教授(教育推進機構)が、エキセントリック体操を紹介

2022/06/08

桂良寛先生(教育推進機構 保健体育科)は、6月7日、テレビ東京「なないろ日和!」でエキセントリック体操を紹介しました。

エキセントリック体操は、力を入れた筋肉がゆっくり伸ばされる体操です。
例えばダンベル体操では、ダンベルを上げるのではなく「ゆっくり下げる」だけ、腹筋を鍛えるときは、上半身を床から上げるのではなく、「お腹に力を入れながら、床にゆっくりと背中を付ける」だけの動作を指します。同体操により、楽に感じながらも筋肉を強く、大きくすることができます。
その一方で、筋肉に強い刺激が入ることで筋肉痛が発生しやすい特徴があります。そのため、これまでは運動が好きな人や、筋肉を大きくしたい人が積極的に実施する体操でした。

しかし、桂先生の研究チームが調査したところ、体操の実施頻度や筋肉が伸ばされる速度、運動時の負荷、関節の角度などを少しずつ高めていくことで筋肉痛を抑えることができ、多くの人が辛いと感じる筋肉を縮める体操(コンセントリック運動)を行った場合よりも、より強く、大きい筋肉を獲得できることが分かりました(Eur J Appl Physiol. 2019)。そのため、高齢者や体力に自信のない方、運動が苦手な方でも効率よく安心して取り組める体操となりました。

特別な道具や場所を用意せず取り組めることも、この体操の特徴です。番組のコーナー「60歳からの体力作り」では、階段下りと椅子を使った体操を桂先生が指導、実演しました。一緒に取り組んだ出演者からは「これまでの体操より楽」「これならできる」と驚きつつ喜ぶ感想が聞かれました。

桂先生は、NHKのテレビ番組や百貨店の会員誌、女性雑誌などでもこの体操を紹介してきました。科学的な裏付けのある運動を実践することで健康な方が増えるよう、メディアにも協力しています。

実演された体操の内容
番組サイト「60歳からの体力作り、どうする?」【運動面】
桂良寛准教授 著書のご案内
「60歳からはじめるエキセントリック体操」
トップへ