建築デザイン学科 平野 佳奈さんが、赤レンガ卒業設計展で優秀賞(全国2位)を受賞

2023/04/17

  シェアするTwitterでシェアFacebookでシェアLINEでシェア

3月27日に開催された「赤れんが卒業設計展2023」において、建築学部建築デザイン学科4年(受賞当時)の平野佳奈さん(藤木研究室)が優秀賞(全国2位)を受賞しました。

平野さんの作品「人工的感情都市」は、都市の中に溢れる様々な音に対して、あたかも建築が感情を持っているかのように反応し、自己の形態を変えるというもので、実際に音に反応して変形する模型を製作しました。
全国の卒業設計約800作品の中から選出され、審査員からは23世紀の建築の姿と高く評価されました。

  • 授賞式
  • プレゼンテーションの様子
  • 賞状
  • 赤れんがシート
受賞コメント:
この度は、このような賞をいただけたことを嬉しく思います。
建築が感情を持つとき、人は建築に愛情を感じるのではないかという発想から、Arduinoを用いて感情を持った建築をデザインしました。建築と人との新しい関わり方の可能性が評価につながったと感じています。全国から集まる作品は学内とは違う雰囲気のものばかりで、とても楽しかったです。

なお、2018年に行われた「赤れんが卒業設計展2018」でも、同じく藤木研究室所属の渡邊顕人さんが優秀賞を受賞しています。

■赤れんが卒業設計展について:

「赤れんが卒業設計展」は建築学生による卒業設計作品を集め、展示・公開審査を行う全国公募制のイベントです。
2004年に関東10大学の建築学科による「10展」として始まり、今年度で19回目を迎えます。参加校は年々増加し、2019年に関東公募制、2020年に全国公募制となりました。2022年度は3回目の全国公募制としたことで、一次審査では全国各地から391の出展作品が集まりました。

また、出展する大学・専門学校の数が80校を超えるなど、審査会として規模も拡大しつつあります。全国公募制の卒業設計展の中でも大きな規模のものとして確立しています。(「赤れんが卒業設計展」ホームページより)

藤木研究室のホームページ