学園総合防災訓練を実施(11/30)

2023/12/08

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11月30日、学園総合防災訓練を実施しました。新宿と八王子の両キャンパスで全授業(遠隔授業含む)を同時に中断し、地震発生を想定した自衛消防訓練を実施。続いて、各キャンパスで体験型訓練を行いました。

 

■自衛消防訓練
自衛消防訓練は、教職員により構成される自衛消防隊員が中心となり、学生を含むキャンパス全館で行いました。新宿キャンパスでは、本部となる13階に副学長らが参集し、連絡のないフロアに職員が歩いて向かう、本来役割を担う者が不在として代理職員が責任者としてまとめるなど訓練したことで、様々な気付きを得ました。八王子キャンパスでは、1号館1階に災害対策本部を設置し、すべての施設設備の安全確認、授業教室も含めた在館者確認を行いました。

■体験型訓練
本学では、毎年、自衛消防訓練後、ワークショップ形式の体験型訓練を実施しています。
新宿キャンパスでは、最新の備蓄品を試食、長期保存が可能な水とミネラルウォーターを試飲、構内備蓄グッズの体験をしました。企画と運営は、都市の防災を研究する村上研究室(まちづくり学科)を中心に進め、エステック広場では水消火器体験を東京消防庁 新宿消防署のご指導で行いました。今年は、椅子に座って、東日本大震災や新潟県中越地震の揺れを体験する機器をアトリウムに初めて設定*。「この揺れでは何もできない」「見ているだけで怖い」など、体験者も見学者も備えを促す機会となりました。
*協力:白山工業株式会社

八王子キャンパスでは、学生自治会が応急救護講習を企画し、八王子消防署楢原出張所の協力により、心肺蘇生やAED操作等を学びました。救護所を1/4スケールで再現し、市民トリアージの知識の普及や、救急箱の物品の使用方法を確認しました。同キャンパス内の備蓄品も紹介し、非常食の試食やアンケートを実施しました。