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長野・佐久平地域まるごとキャンパスで科学教育センターが出張ミニ科学教室を実施

2025/10/28

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10月18日(土)、科学教育センターが推進するアウトリーチ活動の一環として「長野・佐久平地域まるごとキャンパス」に参加。出張ミニ科学教室を実施しました。

「長野・佐久平地域まるごとキャンパス」は、長野県佐久市全体を学びの場(キャンパス)と見立て、大学や企業、地域の団体などが協力し、子どもから大人まで誰もが楽しみながら学べる多彩なプログラムを提供する取り組みです。

田村研究室(建築学科)から田村雅紀教授と学生6名が参加。出張ミニ科学教室「コンクリくん」のワークショップを地域交流拠点「さくのす」で開催し、子どもからご年配の方まで幅広い年代の方で賑わいました。

今回のワークショップには、地元の高校生1名もスタッフとして加わり、学生とともに運営をサポートしました。子どもたちへの対応だけでなく、学生と交流したり、田村教授から直接コンクリートが固まる仕組みについて詳しい説明を受けたりするなど、大学の研究活動に触れる機会となりました。

「コンクリくん」は、研究室の学生が当日調合したセメント、水、砂利といった材料を混ぜ合わせて型に流し込み、固まる前にビーズなどの「輝きアイテム」で飾り付けをして、オリジナルの写真立てなどを製作するワークショップです。
田村研究室では、2009年よりこの活動を継続しており、これまでに延べ2万人以上が制作体験に参加しています。

また、「長野・佐久平地域まるごとキャンパス」の開催にあわせて、田村研究室は、10月17日(金)に長野県に拠点を置く株式会社 本久の協力のもと、コンクリート工場や大日向砕石工場を視察しました。コンクリートの原材料となる石や砂の採石過程を見学し、コンクリート製造の現場で理解を深める貴重な機会となりました。

 

視察後には、明治26年に竣工した佐久市有形文化財である旧大沢小学校本館を見学しました。

今回のプログラムに快くご協力いただいた関係者の皆様に、深く御礼申し上げます。
工学院大学 科学教育センターは、今後も科学技術の魅力を伝える活動を継続してまいります。

科学教育センター
田村研究室