医薬工連携プロジェクト
医学・薬学・工学の連携による教育研究推進
東京医科大・東京薬科大・工学院大
2010年9月、工科系の本学、医学系の東京医科大学、薬学系の東京薬科大学 — これら3大学がそれぞれの大学の特長と学術資産を活用し、医学、薬学、工学の連携による教育と研究を協同で進めていくための包括連携を締結しました。これまでも、本学と東京医科大学間では、災害医療の研究や新宿新都心の防災・避難訓練の合同参加などの実績があり、東京医科大学と東京薬科大学は、姉妹校関係で、薬学生の実務実習や教育研究において連携活動を進めてきました。今回の協定により、更に高度な医薬工連携の構築を図ります。

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連携内容について
- 学術研究
- 学部学生および大学院生の教育、研究
- 教員の相互交流
- 産学官など国内外の機関等との連携
- 地域社会との連携
- 防災・減災およびボランティア活動等
- 3大学における連携大学院設置を前提とした活動
- 国際交流
- その他3大学が必要と認め合意した事項
といった広範な内容が含まれています。例えば、医療用手術ロボットや人工臓器、医療用材料の開発、再生医療にかかわる新素材や製剤システムの開発などが考えられますが、現在は、様々な可能性を探り、検討をしているところです。今後は3大学で協議をしながら、具体的な連携活動を推進していきます。
本学では総合研究所に生体医工学研究センターを設置し、これまでも研究開発を行ってきました。この連携においても、生体医工学研究センターを中心に、関連する研究を行っている研究室・教員がこの連携に関わり、さまざまな活動を推進していく予定です。