環境化学科でとれる資格

資格一覧

学科からおすすめの資格

毒物劇物取扱責任者は、卒業証明書で資格申請できます。危険物取扱者(甲種)は、卒業証明書で受験資格を得られます。
資格取得方法 対応資格
卒業すると有資格者になれる 毒物劇物取扱責任者(管轄部署への申請が必要)
所定の科目を取得した卒業生は、資格が取れる 中学校教諭一種(理科)/高等学校教諭一種(理科)
学芸員
所定の科目を取得した在学生は、修了証(認定書)が発行される 数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシー/応用基礎レベル)[文科省認定]
情報セキュリティ内部監査人能力認定
卒業生全員、受験資格が得られる(実務経験不要) 空気調和・衛生工学会設備士
FE(Fundamentals of Engineering)
卒業生全員、受験資格が得られる(実務経験必要) 建築施工管理技士(1級・2級)
建設機械施工管理技士(1級・2級)
土木施工管理技士(1級・2級)
管工事施工管理(1級・2級)
所定の科目を取得した在学生は、受験資格が得られる 社会貢献活動支援士
危険物取扱者(甲種)
その他・上記に当てはまらない資格取得方法(在学中に取得できる資格) 公害防止管理者
エネルギー管理士
・環境計量士・環境管理士・浄化槽設備士・浄化槽管理士・浄化槽技術管理士
・作業環境測定士・有害溶液汚染防止管理者・廃棄物処理施設技術管理者・有機溶剤作業主任者
・特定化学物資等作業主任者・高圧ガス製造保安責任者

[国家資格]中学校教諭一種(理科)・高等学校教諭一種(理科)

本学では、教職を目指して毎年1割程度の学生が教職課程を履修しています。学校の教員になる為には法で定められた各担当の免許状を取得していることが必要とされています。 教職は、若い世代を育てる創造的な仕事です。彼らと学び喜びも悲しみも共にして生活し、教員自身も様々に成長していくことのできる仕事です。
詳細:教職課程

[国家資格]学芸員

博物館、美術館、産業博物館、科学博物館、動物園、植物園、サイエンスセンター、天文館などで、その資料の収集、保管、展示及び調査、研究、その他に関する情報を正しく社会に伝える社会教育の専門職です。これらの施設には、専門職員として学芸員を置かなければならないことが法によって規定されています。(博物館法第4条第3項)
詳細:学芸員課程

[国家資格]危険物取扱者(甲種)

危険物取扱者は、燃料、薬品や化学工場等の多種業種で活躍しており、資格取得により資格手当がついたり、処遇がアップする可能性があります。甲種の合格率は、例年30%~40%。
ガソリン等の石油類、金属粉等の燃焼性の高い物品等の製造、貯蔵、取り扱いをする場所で必要とされる資格。 甲種は、全種類の危険物を取り扱いができ、以下に該当する者は、筆記試験受験資格が得られます。 ①大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者(卒業証明書を提出) ②大学において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者(成績証明書を提出)在学中に受験できます。
問い合わせ先:(財)消防試験研究センター各支部

[国家資格]毒物劇物取扱責任者

塗料、染料、農薬などの毒物、劇物の製造業、輸入業、販売業などで、保健衛生上の危害防止の立場から、毒性劇性の著しい化学薬品の取り扱いの責任者で、毒物劇物取扱いの営業所ごとに1人の責任者を設置しなくてはなりません。化学に関する学科を修了した者は、試験の受験が免除されます。 (卒業証明書で申請できます)
問い合わせ先:各都道府県の薬務主管課

[国家資格] 公害防止管理者

特定工場(製造業、電気供給業、ガス供給業に属する事業の工場)における、汚染・騒音・振動などの公害防止に関する技術的事項を管理する業務を行います。亜硫酸ガスを含んだばい煙や水質を悪化させる工場廃液等が、自然環境に悪い影響を与えるのを防ぐのが使命です。一定規模以上の生産設備を持つ工場には、有資格の配置、届出が義務付けられています。
公害防止管理者は、13種類に区分されています。
授業:公害防止管理者の資格について、下記の授業で資格の推奨をおこなっています。

「大気環境工学」:試験科目の「公害総論」・「大気概論」・「大気特論」を網羅しています。 「粉粒体工学」 :試験科目の「汚水処理概論」の一部を網羅しています。
資格の取得方法:国家試験に合格または、資格認定講習を受講し修了試験に合格する方法があります。
(講習は、技術資格又は学歴及び実務経験がある者に限られ受講には審査があります。)
問い合わせ先:(社)産業環境管理協会 試験部門 公害防止管理試験センター
 詳細:「大気環境工学」・「粉粒体工学」のシラバス

[国家資格] エネルギー管理士

エネルギーの使用の合理化に関して、エネルギーを消費する設備の維持、エネルギーの使用方法の改善、監視、その他経済産業省令で定めるエネルギー管理の業務を行います。
授業:エネルギー管理士の資格試験領域をカバーする授業を「環境エネルギー工学」「移動現象」で実施、過去の試験問題等を実施しています。
資格の申請方法:
①国家試験に合格し、免許申請の前に、エネルギーの使用合理化に関する実務1年以上従事した者が資格申請できます。  
②エネルギー使用合理化に関する実務3年以上従事し、認定研修を修了した者。①②とも、経済産業大臣に申請を行うことにより、認定され免許が交付されます。
問い合わせ先:(一財)省エネルギーセンターエネルギー管理試験・講習センター試験部
 詳細:「環境エネルギー工学」・「移動現象」のシラバス

[国家資格]施工管理技士

施工管理技士は、7つの種類があり、環境化学科では下記の資格について学校認定を受けており卒業後、所定の実務経験で受験資格が得られます。

建築施工管理技士(1級・2級):建築工事の施工計画や現場での施工管理等、職場を指導したり、監督するための技術資格。
 問い合わせ先:(一財)建設業振興基金 
建設機械施工管理技士(1級・2級):建築現場で建設機械を使って工事する為に必要な技術資格。
 問い合わせ先:(一社)日本建設機械施工管理
土木施工管理技士(1級・2級):土木工事に関する施工管理やインフラ整備を行う為の技術資格。
 問い合わせ先:(一財)全国建設研修センター
管工事施工管理技士(1級・2級):建物の中のインフラ整備に使用される管工事の「工程管理」「品質管理」「安全管理」「コスト管理」をおこなう為の技術資格。
問い合わせ先:(一財)全国建設研修センター


第一次検定試験のみ合格した人でも「技士補」という資格を取得できるようになりました。1級の一次検定試験のみ合格した技士補は、1級の技士補として監理技術者(一級管理技術者)の補佐業務を行えるようになります。試験は、空気部門と衛生部門に分かれており合格率は、例年それぞれ30%前後です。

[民間資格]空気調和・衛生工学会設備士

(公社)空気調和・衛生工学会が主催する建築設備における空気調和、給排水、衛生設備の設計、工事監理、環境衛生管理および調査を行う専門技術者を認定する資格。実務経験なし、卒業証明書の提出で受験ができます。合格率30%前後。会社によっては、資格手当がつくので年収アップにも有効です。
問い合わせ先:(公社)空気調和・衛生工学会

[民間資格]FE (Fundamentals of Engineering)

FEは、技術分野での国際的資格である米国のPE(Professional Engineer)になる為の一次試験で取得する資格。その一次試験であるFE試験は、工学系大学生の技術者としての能力を判定する日米共通テストです。PEは、米国でエンジニアとして働くには必須の資格です。 PEは、FE試験(一次試験)合格、PE試験(二次試験)合格、実務経験、PEライセンス登録で取得できます。

問い合わせ先:NPO法人・日本PE・FE試験協議会(JPEC)

[民間資格] 社会貢献活動支援士

社会貢献・防災・減災・ボランティア・福祉・環境等の専門知識を身につけ、災害やボランティアの現場でリーダーシップを取り活動することが出来る人材であることを認定する制度。工学院大学は資格取得カリキュラムが設定されているため、専門カリキュラムの必要単位を修了した方は、認定試験の受験資格が与えられます。認定資格合格後「社会貢献活動支援士資格証」を大学が発行します。資格有効期間は3年(ポイント更新制)により更新ができます。
詳細:社会貢献活動支援士

[民間資格]情報セキュリティ内部監査人能力認定

情報セキュリティ内部監査人を企業・組織の情報セキュリティ監査に用いることで、質の高い内部監査を情報セキュリティに対して行うことをアピールでき、企業に貢献できる資格となります。
情報セキュリティ内部監査の質を高めるために、監査準備からフォローアップまでの一連の業務を理解し監査業務の実務に携わことができる者の能力  を認定します。唯一のセキュリティ監査の資格であり、セキュリティ内部監査を強化したい企業にとっては 人気の資格となっています。  後期「企業経営と情報セキュリティ」の講義受講、単位取得で受験資格が得られ、学内での認定試験に合格することで資格認定されます。
 詳細:寄附講義「企業経営と情報セキュリティ

[文科省認定]数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシー/応用基礎レベル)

デジタル時代の「読み・書き・そろばん」である「数理・データサイエンス・AI」の基礎などの必要な力を全ての国民が育み、あらゆる分野で人材が活躍する環境を構築する必要があります。その中で、大学の正規課程の学生として、「数理・データサイエンス・AI」への関心を高め、かつ、適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目的とし、知識及び技術について体系的な教育を行うプログラムが「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」です。文部科学大臣が認定及び選定し、「数理・データサイエンス・AI」に関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大に資することを目的としています。
リテラシーレベルでは、学⽣の「数理・データサイエンス・AI」への関⼼を⾼め、適切に理解し活⽤する基礎的な能⼒を育成しています。応用基礎レベルでは、「数理・データサイエンス・AI」を活⽤して課題を解決するための実践的な能⼒を育成しています。指定科目を修得することでプログラムを修了することが出来ます。
(指定科目は、キューポート掲示「本学で取得できる、受験資格の優遇を受けている免許・資格の取得科目について」で確認できます。)
詳細:数理・データサイエンス・AI 教育プログラム

※国家資格:法律に基づき、国あるいは国から委託を受けた機関が実施する、資格
※民間資格:協会、団体、企業などが実施・主催する、資格