小林光男教授(機械システム工学科)が2016年11月2日、日本材料試験技術協会創立60周年記念式典で、会長としての貢献等により協会より「特別功労賞」を贈呈されました。
日本材料試験技術協会について
近年、機械システムで、その安全・安心は多くの構成要素の信頼性が支えていることが広く認識されるようになりました。構成要素の不具合が機器やシステム全体の機能を停止させ、その多くは、構成要素部材の設計、製造、使用に関連した材料評価の不具合に起因することが多く、改めて材料試験・材料評価の重要性が見直されています。 日本材料試験技術協会は1956年10月、故吉澤武男東京大学名誉教授を中心に 「カタサ研究会」として発足し、以来、材料試験に関する学術研究と実用試験技術の多様なアプリケーションをテーマに、工業技術発展の一翼を担って参りました。1985年4月には、発展的に材料試験技術全般を研究対象とするユニークな 「日本材料試験技術協会」 へと名称変更し、1998年10月には、文部省指定学術団体として登録されました。この間、当協会では、一貫して、産学官の技術者・研究者が互いに協力し、硬さなど材料の試験・評価という”ものづくり”に必要な基盤技術を追求、協会誌に寄せられた研究等は約2,060件を超え、シンポジウム開催数も2015年4月で263回を数え、2016年10月には創立60年を迎えます。また、今日まで、硬さ試験を中心に、材料試験関係JIS の制定・改定には多数の委員、委員長を送り出し、工業規格や多くの知見で、試験機工業界や設計工学、物づくり現場での材料強度信頼性向上に貢献してきたと自負しております。
近年、機械システムで、その安全・安心は多くの構成要素の信頼性が支えていることが広く認識されるようになりました。構成要素の不具合が機器やシステム全体の機能を停止させ、その多くは、構成要素部材の設計、製造、使用に関連した材料評価の不具合に起因することが多く、改めて材料試験・材料評価の重要性が見直されています。 日本材料試験技術協会は1956年10月、故吉澤武男東京大学名誉教授を中心に 「カタサ研究会」として発足し、以来、材料試験に関する学術研究と実用試験技術の多様なアプリケーションをテーマに、工業技術発展の一翼を担って参りました。1985年4月には、発展的に材料試験技術全般を研究対象とするユニークな 「日本材料試験技術協会」 へと名称変更し、1998年10月には、文部省指定学術団体として登録されました。この間、当協会では、一貫して、産学官の技術者・研究者が互いに協力し、硬さなど材料の試験・評価という”ものづくり”に必要な基盤技術を追求、協会誌に寄せられた研究等は約2,060件を超え、シンポジウム開催数も2015年4月で263回を数え、2016年10月には創立60年を迎えます。また、今日まで、硬さ試験を中心に、材料試験関係JIS の制定・改定には多数の委員、委員長を送り出し、工業規格や多くの知見で、試験機工業界や設計工学、物づくり現場での材料強度信頼性向上に貢献してきたと自負しております。