昨年11月に文部科学省 私立大学研究ブランディング事業の採択を受け、3月17日(金)に新宿キャンパスアーバンテックホールを会場に成果報告会を開催しました。
報告会は、佐藤史学長の挨拶から始まり、続いて「巨大都市・複合災害に対する建築・情報学融合によるエリア防災活動支援技術の開発と社会実装」の事業概要について、久田嘉章教授(建築学部まちづくり学科/総合研究所 都市減災研究センター長)より説明が行われました。
その後、テーマ1~3に携わる担当者より各プロジェクトの説明がなされ、第1部は閉会しました。第2部は、東京大学地震研究所の堀 宗朗先生と横浜国立大学の佐土原 聡先生を招き特別講演会が行われました。
本事業は、主として建築学分野で得られている震災対策の成果をさらに発展させるため、2016年に開設した本学・情報学部が保有する最先端のICT技術との融合により、震災・水害等による都市型複合災害に強く、速やかな機能回復による「逃げる必要のない建築・まち」の実現を支援するエリア防災活動支援技術に関する研究開発事業と、その成果をもとにした地域連携による社会実装事業を行うことを目的としており、5年に渡り継続的に取り組んでいきます。