西森研究室の建築学専攻生が2大会で優秀賞・最優秀賞をそれぞれ受賞

2022/05/17

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建築学専攻修士1年の石井健成さん(西森研究室、西森陸雄教授)が、2大会で優秀賞・最優秀賞をそれぞれ受賞しました。

■大会名:「ポストコロナの社会と暮らしにこたえるデザイン」デザインマスタークラス付き設計競技

  • 賞名:優秀賞
  • 作品内容:ポストコロナ社会でオンラインが発達したことにより、オフィスと家の行き来ではなく、日本中を旅しながら働く人が増えるだろうという予想から、可動産(車などの移動可能な資産)で暮らす人のための立体駐車場を提案
  • 大会概要:立教大学 大和ハウス工業株式会社寄付講座スペシャルプログラム(2021年12月5日開催)
受賞コメント
このような機会をくださいました立教大学社会デザイン研究所、大和ハウス工業株式会社、審査員の皆様に感謝したいと思います。そしてこの度、可動産で暮らす人のための建築提案でこのような素晴らしい賞をいただけて本当にうれしいです。今後、自動運転車が作られる未来には、建築もまた変化する必要があると思います。そのような議論などを行えたこともとても有意義な時間でした。ありがとうございました。

■大会名:AAF2021明治神宮 建築学生ワークショップ

  • 賞名:最優秀賞(他大学学生とともにチームとして受賞)
  • 作品内容:明治神宮が祈りという行為を通じてこれまで東京における歴史・場所・人々のつなぎめとなってきたことから、それを次の時代までつなげるフォリーを「つなぎめ」というタイトルで制作
  • 大会概要:2022年3月6日 明治神宮会館で開催。
    全国から応募し選考を通過した学生が8チームに分かれ、日本の由緒ある神社仏閣に空間体験できる実寸のフォリーを制作するワークショップ。石井さんは修士一年のチームリーダーとして参加。
受賞コメント
まずこのようなご時世の中、開催していただいたAAFそして明治神宮のみなさまに感謝を申し上げます。そして、伊東豊雄さんをはじめとする著名な審査員の方々がいる中で、優秀賞という賞をいただけたこととても嬉しいです。メンバーとは6月に初めて出会い、9月に開催するはずであったこのワークショップが3月に延期になりながら、協力してフォリーを制作しました。このフォリーは曲げに強いヒバ材4mm角に対し、ベンディングアクティブという構法を扱いながら、始点と終点のない一本の帯を構成しています。
建築学専攻