都市減災研究センター UDM

概要

超高層ビルひしめく新宿にキャンパスを持つ工学院大学だからこそのプロジェクト

私たちが暮らす都市では、いつ大地震が起こっても不思議ではない状況にあります。こうした将来起こりうる災害を想定して、いかに最小の被害で済ませられるか、都市建築の使命ともいえる減災の研究に取り組むために、工学院大学では都市減災研究センターを八王子キャンパスに設置しました。都市減災プロジェクトの核となる大型加力実験室は、日本の大学では類を見ない、実物大建造物の倒壊実験ができる振動台を備えています。鉄筋コンクリートや鉄骨、木造住宅などの建築構造の安全性を確かめる実験を行い、新しい構造技術の開発に役立てています。

  • 施設・設備関係/11号館EEC棟

施設

構 造

重量鉄骨造地上5階建

床面積

2,652.77m2

建築面積

1,417.73m2

高 さ

22.7m

主な仕上

外装:断熱パネル‐中空セメント板

内  装

天井:化粧石膏ボード 
壁:プラスターボード塗装仕上げ
床:ホモジニアスタイル等 

内装壁

プラスターボード塗装仕上げ・一部電磁波遮蔽塗装仕上げ

設備概要

空調方式:空冷ヒートポンプ式エアコン
電気方式:屋外キュ-ピクル式
防災設備:自動火災報知設備・屋内消火栓設備

装置・設備関係

研究装置

  • 電動型動加力ジャッキシステム
  • 振動計測システム
  • 居住環境制御システム比較実験装置

設備名

  • 微動・強震観測システム
  • 手動型静加力ジャッキシステム
  • 鉄骨反力フレーム
  • 卓上型走査プローブ顕微鏡
  • 太陽光発電システム
  • 複合耐久性試験装置
  • 環境計測設備
  • 評価システム構築の為の画像情報集積解析装置

総合研究所について