誰かに話したくなる 八王子キャンパスの ちょっとしたこと

誰かに話したくなる 八王子キャンパスの ちょっとしたこと

2019 / 01 / 18
2020年の東京オリンピックまであと1年。
前回は1964年に開催された東京オリンピックですが、八王子キャンパスはそのちょうど1年前、1963年に開設されています。
皆さんの通学する八王子キャンパスの、あまり知られていないちょっとしたこと、ご紹介します。

1)二つの「丸」

路線バスを迎えるように建っている2号館。まずは、ここから始めましょう。
4階の図書館には、不思議な「丸」がぶら下がっています。

実はこれ、ポーランドのメーカーが手がけた「SWING IWONA KOSICKA」という製品化されている椅子なんです。
ときにはブランコのように腰掛け、ときには曲線部分に背中や脚を乗せてロッキングチェアのように使うこともできます。
図書館にはいろいろな椅子があり、詳しくはこちらで紹介しています。

2)健気な働き者

バスロータリーから続く芝生広場で、黙々と働く「ロボット芝刈機」。
キャンパス内には3台配置されており、広大な敷地内に広がる芝生エリアを綺麗に保ってくれています。暗くなるとヘッドライトを自動点灯して作業し、GPSで刈り残しを自動分析する堅実な働きぶり! バッテリー残量が一定以下になったり、たくさん芝を刈ったりすると、自動的に充電基地に戻ります。
工学院大学の学生を連想させる(!?)真面目さです。

3)夜も見とれる美しい外壁

芝生広場を抜けると、開放的な空間の向こうに1号館(総合教育棟)が。創立125周年を記念して、2012年に竣工されました。
その外観の特徴的な外壁デザイン、建築業界ではこれを「ファサード」といいます。円を組み合わせたデザインが、建物の東西南北で4パターンあること、お気づきでしたか?
このファサードは、2020年東京オリンピックのエンブレム作成者、アーティストの野老朝雄(ところ・あさお)さんがデザインを手がけているんです。野老さんは本学建築学部開設5周年記念イベントにご登壇いただいたこともあります。
「ファサード」が創り出す影や、横からのデザインの妙を日々感じられる在学生が羨ましい!

4)開設以来、変わらない場所

1号館から、ゆるやかな坂道を下った先にあるのは「南門」です。そして、その横にあるバス停の名前は「工学院西」。
門は“南”にあるのに、バス停は“西”にある不思議。

理由は・・・停留所「工学院西」は、上りと下りで異なる場所に有り、下りの停留所は八王子キャンパスの西側に位置しているから。道路事情で上りのバス停を同じ道路に置けず、一本北側の南門前に置くことになったそうです。
この門は、八王子キャンパス開設の1963年から変らず、ずっと学生を見守っています。銀杏並木がきれいで、キャンパスの南から5号館までが一望できるこの場所は、卒業生には、懐かしい場所の一つでしょう。八王子キャンパスの変遷は、こちらでも紹介しています。

 

いかがでしたか?
今回紹介しきれなかった話題はSNSで随時ご紹介します。
また、新宿キャンパス編も公開予定です。気になっている場所・物がある方は、ぜひSNSでつぶやいてみてください。

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