”学び”を競う、 今年の学生プロジェクトは熱い

”学び”を競う、 今年の学生プロジェクトは熱い

学生プロジェクト
2017 / 06 / 08
「世界大会に3度目の挑戦」「10年連続本戦出場」「7年ぶりのコンテスト出場」・・・
今年の学生プロジェクトは、かつてないほどの活躍をみせています。

学生プロジェクトって?

学生グループによる理工学に関する創造活動を行う、学生プロジェクト。
今年は9つの団体が指定され、大学の施設・設備の提供や活動費の補助を受けて活動しています。

そんな中、「世界大会に3度目の挑戦」をするソーラーチーム、「10年連続本戦出場」を決めたロボットプロジェクト(KRP)、「7年ぶりのコンテスト出場」で空を舞うBirdman Project Wendyは、これから大きな大会にチャレンジ。

今回は、特に活躍が期待される3つの学生プロジェクトを中心にご紹介します。

”目指すのは世界”、オーストラリア大陸縦断のソーラーカーレースに参戦

~工学院大学ソーラーチーム~

2015年10月のBridgestone World Solar Challenge、予選レース会場で。
いま一番ホットな学生プロジェクト、ソーラーチーム。

隔年開催で行われる世界最大級のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge」へ、2013年から3度目となる出場を予定しています。
オープンキャンパスや入学式、学内外の多くのイベントで”工学院大学”のフラッグシップとなる活躍。
今年の4月には「ソーラービークル研究センター」として、各分野で先端研究に取り組む先生方のアドバイスを受けるなど、全学的なバックアップでレースへの準備を進めています。

ちなみに、前回大会出場の車両「owl」は、2017年上海国際モーターショーのブリヂストンブースに展示されました。(写真提供:株式会社ブリヂストン)

”受け継がれる技術と知識” 6月NHK学生ロボコン出場

~工学院大学ロボットプロジェクト~

2016年の新入生が製作し、春ロボコンに出場した機体。
新生・工学院大学ロボットプロジェクト(KRP)としての活動がこの4月からスタート。
今までは、KRPとHRP(八王子ロボットプロジェクト)と2つのプロジェクトでした。

NHKの主催する「学生ロボコン」に、毎年新たな競技テーマに基づいて、製作するロボットのアイデア出しから、その製作と競技出場までの全てを学生自身が行い優勝を目指しています。
今年は<6月11日(日)>に大会が行われ、初のインターネット生中継も決定です。

“情熱の燈火(ともしび)”を煌々と燃やし続け、7月鳥人間コンテスト出場

~Birdman Project Wendy~

2008年に963.50mの飛行を記録して大会成績5位となった機体、”跳穹”(ちょうきゅう)。こちらも最新機体は大会まで秘密事項。
機体名は『燈火』。

“情熱の燈火(ともしび)”を煌々と燃やし続けることで今回の出場を成し遂げた・・・
鳥人間コンテスト2017」(読売テレビ主催)に出場する、Birdman Project Wendy(B.P.Wendy)がこの機体に込めた思いがその機体名になっています。

2004年の初出場から、2005年4位・2008年5位という実績を残しながら、2010年を最後に出場が途絶えてから実に7年ぶりの出場。
最高の舞台でチーム最高記録を更新するという目標、応援しています。

その先を目指すことが、それぞれの未来につながる

普段の授業で学んだことを生かすのは「試験」だけではありません。
「学生創造活動」である学生プロジェクトは、工学院大学ならではの”理工学の学び”を生かせる課外活動です。
学生プロジェクトを通して体験する様々な出来事こそが、”無限の可能性を開花させる”きっかけになるはずです。

その他の学生プロジェクトも積極的に活動しています