理事長メッセージ

理事長メッセージ

新たな知見や価値を創造する「21世紀型ものづくり」の先端で活躍するリーダーを育成

学校法人工学院大学のルーツである工手学校は、1887(明治20)年10月31日に創立されました。時の明治政府は、近代国家として欧米諸国に追いつくために、国づくりの政策として富国強兵を掲げ、農業立国から工業立国への脱皮を急いでいました。国が工業化してその目的を果たすには、専門的知識を身につけた現場に携わる技術者が不可欠でしたが、その不足が大きな障害となっていました。そのため創立者渡邉洪基と14人の発起人により、工手学校が設立されたのです。

 「工手」は、その時に必要な技術者を表すための、渡邉らによる造語です。その後、本学は、社会・産業と最先端の学問を幅広くつなぐ『工』の精神のもと、科学技術に関する専門的素養を身につけ、社会という実践の場で、創造力、指導力、行動力をはじめさまざまな力を発揮できる人材を育成し、我が国の発展に貢献してきました。本学は、2017(平成29)年10月31日に創立130周年を迎えました。

 本学は、創立以来、多くの優秀な技術者を送り出してきましたが、創立130周年を機に、これからの時代にふさわしい現代の「工手」(=21世紀工手)を育成するため、創立150周年にむけた長期目標「VISION150」を改定し、新たな中期計画「コンパス2023」をスタートさせました。その中では、先人たちが連綿として築き上げてきた建学の精神を受け継ぎ、「21世紀型ものづくり」を支えるリーダーとなれる人材の育成、先端領域で創成能力を発揮する高度な技術者・研究者の育成を目標としています。本学は、大規模な学校ではありませんが、専門性を備えた歴史と伝統のある高等教育機関として、今後もその使命を果たしていく所存です。教職員、校友はもとより、関係者の皆様のさらなるご協力、ご支援を賜れれば幸いです。
  • 学校法人工学院大学 理事長 後藤 治

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