機械理工学科
機械理工学科の特徴
社会が抱える課題をグローバルな視点で捉え解決する
機械理工学科では、国際的にコミュニケーション力を兼ね備えた世界で活躍できる技術者の育成を目的としています。「基礎・専門工学知識(知識力)」を基盤として、幅広い技術問題を理解できる教育を行い、その上で「ものづくり」を楽しむ学科です。コミュニケーションツールとしての英語力の向上をめざし、ロボット、クルマ、医療機器、コンピュータなどに興味がある意欲あふれる学生を求めます。
機械理工学科の学びを通して
- 産学連携プログラムを通して実践的課題解決能力を修得する
- 数学、物理などの基礎科目と機械系専門科目を学び社会で役に立つ応用力を身につける
- 技術英語を修得し、海外研修で海外の学生とともにプロジェクトを経験する
4年後、こんなあなたに成長できる
- 自ら課題を発見して解決する能力がつき、社会に求められる即戦力となる
- 工学分野の深い知識と応用力を備えた技術リーダーをめざせる
- 国際的なプロジェクトに携わるなど、世界で活躍するエンジニア・研究者になる
- 八王子キャンパス(1・2年次) 新宿キャンパス(3・4年次) ※4年次は所属する研究室によってキャンパスが異なります。
- 入学定員:65名
2024年度カリキュラム
1~2(前期)年次 :工学と英語の基礎とともにさまざまな自然科学の知識を身につける
機械系の基礎知識を固めると同時に、ものづくりに新しい発想をもたらす自然科学を幅広く理解。また国際的なエンジニアに必須の技術英語を学び始めます。2年次からは加工技術を身につけ、研究のための実験装置を自分で作れるようになります。
2(後期)~3年次:工学の専門性を深めながら産学連携の実践的なプロジェクトに取り組む
3年次からは本学科の大きな特徴である「創造工学セミナー」がスタート。企業のエンジニアであるリエゾンの指導のもと、約2年間を通してテーマを探究します。3年次にテーマが決まるので就職活動にも有利です。
4年次:これまで培った能力を発揮し、プロジェクトの成果をまとめる
3年次の「創造工学セミナー」に継続して取り組みます。納期やコスト、環境など生産上の制約を踏まえ、製品の改良やマーケティングに基づく新製品を開発。企業とのかかわりの中で、ビジネスマナーも修得できます。2年間かけた成果は、企業に赴いて発表したり、商品化や特許申請に至ることもあります。
機械理工学科の研究室
4年間の集大成となる卒業研究では学科のいずれかの研究室に所属し、学生自身が選んだ研究テーマに取り組みます。誰も見たことのない未来へ続く知の冒険へ、あなたも一緒にチャレンジしましょう。
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生産工学研究室
指導教員:武沢 英樹 教授
マイクロ・ナノ加工を実現する特殊加工の最前線 -
材料加工研究室
指導教員:塩見 誠規 教授
水に浮く金属の可能性を追究する -
医療工学研究室
指導教員:堀内 邦雄 准教授
人にやさしい医療のために、工学ができること -
知能機械研究室
指導教員:金丸 隆志 教授
脳に学んだ知的情報処理で生活を豊かに -
国際技術開発研究室
指導教員:ブルック セバスティアン 准教授
グローバルエンジニアに必要な知識とスキルを磨く -
航空熱流体工学研究室
指導教員:佐藤 允 准教授
数値解析で流れを見極め、次世代航空機を実現する -
機械音響学研究室
指導教員:貝塚 勉 准教授
意のままに音を操り、快適な音響空間を実現する -
システム設計研究室
指導教員:齊藤 亜由子 准教授
ヒトを計測し、ヒトを支援するシステムを創る -
クリーンエネルギー創造研究室
白鳥 祐介 教授
地域のバイオ資源を燃やさずに電力に変える