125周年記念総合教育棟 / 1号館

125周年記念総合教育棟 / 1号館
-地下1階、地上4階建て、2012年夏竣工しました-
- 界隈性溢れるパッサージュ
- 寄り添う4つの教育棟と開かれた4つの広場
- 免震構造によるフレキシブルな大空間
- 免震層を利用したアースピットによる地熱利用
コンセプト
- 休憩や自学自習の場を設けるなど,多数の学生達が長時間快適に過ごすことの出来る空間の設定
- バリアーフリー/ユニバーサルデザイン(全ての利用者にとって、動線などが分かり易く効率的で使い易い)
- 地球環境問題に配慮した、省資源、省エネルギー(教室の人感センサー照明点灯、床吹出し空調、教室空調イスなど)
- 震災に強い安心・安全な構造(免震、PC梁、PC床)
- デザイン:シンボル的な広場(キャンバス・コモン)の配置、パサージュ、木質の室内仕上げ
施設紹介
施設一覧
- 教室27室
- 研究室26室
- 会議室3室
- 物理実験室
- 学習支援センター
- 情報カフェテリア室
- 健康相談室
- 学生相談室
- 学生ロッカー室
- ラウンジ
- 大学事務室
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外観:キャンパスモールに面した開放的で広々とした広場のあるE棟。
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日射制御や足下が覗かれることを防ぐための有孔折板によるスクリーンは、各棟の方位に呼応してデザインが異なる。
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1階学生ラウンジ
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4つのL字型の建物を寄り添うように配置することで、建物のすき間を通り抜ける「パッサージュ」を実現。
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お互いにさまざまな活動を感じあえる都市的路地空間を導入し、学校らしい人の集まり方を可能に。
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テラス
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テラス
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講義室
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教室の一部には建築学部建築学科野部達夫教授とコトブキシーティングの共同研究が生かされた空調イスを導入。
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学習支援センター ※クリックで学習支援センターのページに遷移します
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学習支援センター ※クリックで学習支援センターのページに遷移します
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免震構造:ゴムと鉄板をミルフィーユ状に何層も重ね合わせた免震装置を68台設置。この上に建物を乗せることで、地震が起きても振動を吸収してくれる仕組みになっている。
建設を教育に活かす
- 学生のインターンシップ:現場事務所で業務を体験、現場定例会議、技術分科会への参加
- 卒業論文のテーマとして活用
- コンクリート試験体の採取
- 現場見学会の実施
- 建設会社技術センターの見学会実施
- 授業の一環として作業所長の講義の実施
- ゼロエミッション活動の展示
- 総合教育棟建設ブログ(建築の特徴や建設状況をタイムリーに発信する)
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インターンシップ中の豊島進之輔君(左)。バイブレータをかけながらコンクリートを打設している様子です。
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インターンシップ中の佐藤創一君。KY(危険予知)用紙に、安全確認の要項を書き写す作業を行っています。
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現場見学の様子、内部は安全のため一時工事を休止。
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第一回現場塾「工事現場の見かた プロジェクトマネジャーは何を考えているか」で質問に答える作業所長の種元所長(右)と本学OB原副所長(左)
教材としての建築
総合教育棟概要
名称 | 工学院大学八王子キャンパス総合教育棟 |
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所在地 | 東京都八王子市中野町2665-1他 |
延床面積 | 12048.09m2 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地下1階、地上4階 |
設計者 | 株式会社千葉学建築計画事務所 http://www.chibamanabu.co.jp/ ![]() |
設計協力者 | 構造 : 有限会社金箱構造設計事務所 http://www.kanebako-se.co.jp/ ![]() 設備 : 株式会社環境エンジニアリング https://www.kankyo-e.co.jp/ ![]() |
施工者 | 大成建設株式会社 http://www.taisei.co.jp/ ![]() |
