研究施設
最新の実験・研究設備を整備
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都市減災研究センター UDM(Urban Disaster Mitigation)
超高層ビルひしめく新宿にキャンパスを持つ工学院大学だからこそのプロジェクト
私たちが暮らす都市では、いつ大地震が起こっても不思議ではない状況にあります。こうした将来起こりうる災害を想定して、いかに最小の被害で済ませられるか、都市建築の使命ともいえる減災の研究に取り組むために、工学院大学では都市減災研究センターを八王子キャンパスに設置しました。都市減災プロジェクトの核となる大型加力実験室は、日本の大学では類を見ない、実物大建造物の倒壊実験ができる地震装置を備えています。鉄筋コンクリートや鉄骨、木造住宅などの建築構造の安全性を確かめる実験を行い、新しい構造技術の開発に役立てています。 -
エネルギー変換エコマテリアルセンター ECEC(Energy Conversion Ecomaterials Center)
環境に配慮し、様々なエネルギーを効率良く変換する材料の開発を目指す
今日の地球環境下では、あらゆる産業分野において、有害物質を含まない材料、環境に負荷をかけずに作られ処分できる材料、を用いることが必然であり、加えてそれらの材料を使って様々なエネルギーを効率よく変換できる新しい材料の開発が望まれています。本プロジェクトでは、エコマテリアルを用いて光と電気、熱と電気、化学と電気などのエネルギー形態の相互変換デバイスの創製を目的とし、地球にやさしいエネルギー循環システムの構築を目指します。 -
テクノクリエーションセンター TECC(Techno Creation Center)
実践的教育で未来のエンジニアを育てるモノづくりの最先端工房
工作機械の演習のための最新設備を集めた施設で、1階にはマシニングセンターやワイヤー放電加工機、平面研削盤などが、2階にはコンピュータによる設計・製造を学ぶためのCAD/CAM室があり、メーカーなどの現場で経験を積んだ技術指導員が指導しています。
14号館の1階から、2号館の1階にテクノクリエーションセンター(TECC)が引っ越してきました。既に、各研究室の卒論に向けてTECCのCNC工作機械が活用され始めております。 -
産学共同研究センター CORC(Collaborative Open Research Center)
企業との協力でさまざまな共同研究プロジェクトが進行中
工学院大学の教員を研究責任者として、企業や官公庁と共同で研究を推進するための施設で、大学での研究成果を社会へ還元していくことを目的としています。学生の施設利用も可能で、社会に直結した最先端の研究に触れることができます。 -
機能表面研究センター FMS(Functional Microstructured Surfaces Research Center)
光学、医療、材料、流体などに貢献する表面工学領域の研究拠点
微細構造によって発現する表面機能とその加工技術に関する技術体系の構築、および表面機能の種々の分野への応用技術の確立を目的とし、先行プロジェクトの成果と設備を活用し、機能表面創成に関する研究拠点の形成をめざしています。