教育研究等環境の整備に関する方針

工学院大学は、建学の精神に基づき理念・目的を実現するため、本学に所属する学生および非常勤を含む教職員の教育研究環境の維持管理・整備、競争的研究資金等獲得支援、ティーチング・アシスタント(TA)、リサーチ・アシスタント(RA)、その他必要な教育研究支援体制の充実に努めます。併せて、学内の諸規程に基づき、コンプライアンス教育および研究倫理教育に関して、FD・SD活動を通して全学的な意識啓発を図り、適正に教育研究活動が行えるよう以下の方針を定めました。
  1. 施設・設備の整備
    学修および教育研究活動を支援するため、校地、校舎、施設および設備の維持管理ならびに安全性、利便性および衛生面に配慮した効率的な環境整備に努めます。
  2. 学術情報サービスの整備
    学修および教育研究活動を支援するため、専門図書、学術雑誌、電子情報等の体系的な収集、蓄積、提供に努め、大学図書館機能の強化、学術情報提供サービスの充実を図ります。また、学修および教育研究の多様なニーズに応えるため、本学の情報セキュリティポリシーに基づき、オンラインによるキャンパス内外からの利用環境の整備に努めます。
  3. 情報環境の整備
    学修および教育研究活動を支援するため、安全性、利便性、信頼性に配慮した学内ネットワークの構築、学修および教育研究に適したICT環境を整備し、その活用を促進します。また、学修および教育研究、事務業務のためのネットワーク等の環境基盤を整備し運用します。
    情報の保全および管理は、「学校法人工学院大学情報セキュリティポリシー」に基づき行います。
  4. 研究機会の整備
    教員の研究機会を確保するため、教員研究室等の整備および研究費の獲得支援に努めます。また、特色ある研究活動を積極的かつ効果的に推進するため、研究組織体制および補助金獲得支援体制の整備充実に努め、研究支援環境を強化します。
  5. 研究公正推進体制の整備
    研究活動における不正行為および研究費不正使用防止の取り組みとして、「教職員行動規範」、「公的研究費の管理・監査の体制に関する規程」、「研究活動に係る研究者のガイドライン」および「利益相反管理規程」等の学内諸規程を整備し、それを遵守するための研修を定期的に行います。
  6. 安全衛生環境の整備
    法令等を踏まえた環境安全衛生の管理体制を確立するとともに、「環境汚染防止規程」、「安全衛生管理委員会規程」、「安全推進規程」および「組換えDNA実験安全管理規程」等の学内諸規程を整備し、これを遵守するための研修および啓発活動を定期的に行い、近隣住民の生活環境汚染の防止ならびに学生、教職員等の健康および安全の確保を図るための環境整備に努めます。
2019年11月1日
改正 2023年11月1日

各種方針