Ⅰ.低学年インターン

「インターン」とは、学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこととされています※1。仕事を知るといってもどのような意識や目的を持って臨めばいいのでしょうか。ここでは、大学1~2年生が参加できる「低学年インターン」について紹介していきます。
※1 文部科学省「インターンシップの更なる充実に向けて 議論の取りまとめ」
01 低学年インターンへ参加することの意味
1年次インターンでは、仕事において必要な能力を理解し、「大学で学んだことがどう生かされるのか」を考える機会、「今後何を学んでいくか」を振り返るきっかけとなります。また、2年次インターンでは、体験する仕事内容によっても異なりますが、「課題解決力(課題設定、計画性)」や「プレゼンテーション能力」等を身につけ、「興味と探求心」を広げる機会となります。
このように、インターンという「社会活動経験」を通して、仕事を知ることに加え、1年生は大学で学ぶことに対する「学習動機づけ」、2年生は専門性を意識した適性確認による「自己探求」や「自己能力開発」の機会となっています。
大学で運営している「インターンシップA」「インターンシップB」は、事前学習として受入機関の選び方講座、履歴書・自己紹介書作成講座、ビジネスマナー講座など、単に参加したとならないように事前に参加目的を明確にするような授業を行い、参加動機を高め実習に向けた姿勢を作っていきます。さらに事後学習では、振り返り、成果発表を通して学んだことと今後の生かし方を言語化し、自分にとってだけではなく他者に伝えることで理解を深めるような仕組みを盛り込んでいます。
それでは、簡単に「インターンシップA」「インターンシップB」について説明していきます。
◆インターンシップA
インターンシップAでは、職業体験をすることで、自己の職業適性や将来設計について考え、主体的な職業選択や高い職業意識の育成を図ることを目的としています。また、大学で学ぶことと社会での実地体験を結びつけることで、学習意欲を喚起するきっかけづくりにもなっているので、「大学での勉強って、社会に出てから役に立つの…?」と思っている人はぜひ参加してみるとよいでしょう。実際の職業体験期間は1週間(7日間)程度となっており、夏休み・春休みを利用して参加することができます。
◆インターンシップB
インターンシップBでは、中・長期期間で職業体験をすることで、将来社会に出た際に必要な社会人基礎力などの汎用的能力を開発することを目的としています。社会に出た際に必要とされている能力はどういったことかについて、実体験を通じて学んでいくことができる機会となります。実際の職業体験期間は10日間以上程度となっており、夏休みを利用して参加することができます。
「インターンシップA・B」はいずれも仕事と大学の学びを繋げて考えるきっかけとなりますので、積極的な参加を検討してみてはいかがでしょうか。