Ⅲ.インターンを振り返る

エントリーシートは就職活動の第一関門といえる重要な応募書類です。「自己PR」「学チカ」「志望動機」は3大質問と呼ばれ、なかでも「志望動機」はいきなり書き始めようとすると筆が止まってしまうことが多く、就活生を悩ませるタネとなっています。志望動機を作成するにあたり、必要な情報は一体どのようなものでしょうか。ここではインターン参加後に取り組んでいただきたいことを紹介します。
01 インターン参加から就職活動へ
株式会社マイナビ「2024年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」によると、新卒採用にかかる一人あたりの費用は56.8万円という調査結果が出ています。学生のみなさんも就活に向けて多くの時間やお金を費やしているのと同様に、企業側も採用活動にはそれらの資源を多く費やしています。したがって、「内定を出したら入社してくれるだろうか?」「入社したら活躍してくれるだろうか?」という懸念点を少しでも解消するために、内定(内々定)までにさまざまな選考プロセスを間に挟んでいます。
企業の採用担当者は「多くの企業があるなかでなぜ、当社を志望するのか」を確認したいと考えており、そのためには企業研究・他社比較をしたうえで志望動機を伝えてほしいと思っています。志望動機は大きく3つの視点から、「入社してくれるだろうか?」「活躍してくれるだろうか?」を確認します。1つ目は業界のなかで当社を志望する理由が明確になっているか。具体的には「仕事を通じて実現したいことは理由を含め明確か」「なぜ同業他社ではなく、当社なのか?」「本気度・熱意といった気持ちの強さは表現されているか?」という点です。
2点目は当社の求める人物像と一致しているか。具体的には「当社と価値観が合っているか?」「チームで問題を解決する力があるか?」「職種への適性はあるか?」という点です。
3点目は自己PR と関連があるか。具体的には「自分の強みや学びを当社ではどのように生かすことができるか?」「入社後に活躍しそうな行動特性を持ち合わせているか?」という点です。
企業の採用担当者の立場から志望動機を書く意図を理解しておくと、企業研究も捗ると思うので、常に頭の片隅に置いておくようにしてください。採用担当者の視点から「面接に呼びたい」と思ってもらえるような志望動機を書くための企業研究のポイントを下図のようにまとめてみました。とくに大切な点はホームページや各種データ・冊子からでは分からない情報、たとえば実際に行ってみて気づいたこと、体験して分かったこと、想像と違ったこと、会社の仕事内容、会社の技術・強み・特長、自分の強みがどう生かせそうかの視点で記録を残しておくと、志望動機を作成する際のライバルとの差別化を図るためのオリジナルの情報源として重宝することでしょう。
●志望動機を書くための企業研究のポイント
| A社 | B社 | C社 | ||
| 業界 | ||||
| 3年間の売上高 | 2023年 | |||
| 2024年 | ||||
| 2025年 | ||||
| 主力商品・サービス | ||||
| 主な顧客 (個人・企業、国内・海外) |
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| 競合他社 | ||||
| 特長的な技術 (=競合他社との違い) |
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| 若手社員の仕事 | ||||
| 募集職種 | ||||
| 求める人物像 | ||||
| やってみたい仕事 | ||||