資源循環工学研究室

枯渇資源の循環利用や地球環境問題の解決へ化学工学的手法の展開

指導教員:金 熙濬(キムヒジュン) 特任教授

持続可能な資源循環社会構築と地球温暖化問題を同時に解決することを目指す研究室である。当研究室では大きく分けて二つのテーマで研究を行う。

1)廃棄物である汚泥灰からリンを回収してリン系肥料を製造する技術の開発を通してリン循環社会実現(都市鉱山)と、そこから派生研究である海の肥料の開発や重金属吸着剤の開発等も行う。
2)新エネルギーの開発として太陽エネルギーと泥炭・バイオマスを組みあわせることで、産業用高品位エネルギーへの転換技術の開発を行う。

これらの研究は化学工学や環境工学の基礎である反応工学、単位操作、移動現象と関連性が高く、持続可能な社会の実現や地球温暖化問題の解決にも貢献できる。

主な研究
テーマ
汚泥灰からリン回収とリン系肥料開発
海洋肥料(海藻類用肥料)開発と海藻へ施肥
泥炭やバイオマスの有効利用と高品位化
キーワード リン循環社会構築 / リン回収 / 汚泥灰 / 海洋肥料 / 海藻への施肥 / バイオマス / 泥炭

関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」

工学院大学は、最新の科学技術や産業技術の研究・活動に注力するとともに、持続可能な循環型社会づくりに向け、地球規模の視野を持ち世界をリードできる人材の育成をめざします。

大学院 工学研究科

専攻