防災・減災教育センター
センター所長からのメッセージ
工学院大学は、明治20年の創立以来、実学を重んじ、社会の基盤を支える技術者を育成してきました。今日、私たちは気候変動に伴う自然災害の激甚化や、切迫する巨大地震のリスクなど、予測困難な時代に直面しています。こうした背景を受け、2025年4月、「防災・減災教育センター」を新設いたしました。
当センターの役割は、単なる知識の提供に留まりません。建築・都市・情報・機械など本学が有する多角的な知見を融合させ、地域社会と連携しながら、実践的な防災・減災活動を展開・推進できる人材を育成することにあります。学生たちが自らの専門技術を「命を守る力」へと昇華させ、ボランティア活動や地域参画を通じて社会に貢献することを強力に支援します。
「大学を地域防災の拠点に」という視点を持ち、学生、教職員、そして地域の皆様と共に、より安全で安心な社会を築き上げるためのプラットフォームとして活動していく所存です。
まちづくり学科 教授
村上 正浩
防災・減災教育センターとは
防災・減災教育センターは、2009年に開始した「TKK3大学連携プロジェクト※」による防災教育・実践の蓄積を基盤として、2025年に設置しました。防災・減災に関する教育や研究、社会連携を推進する全学的な拠点として、本学がこれまで積み重ねてきた取り組みのさらなる発展を目指しています。
実践的な知見の社会還元を目指し、学内外の関係機関と連携するとともに、地域における防災・減災の拠点として、事業者や防災関係機関をはじめとする多様な機関と協働した取り組みを進めます。都心に位置する新宿キャンパスと、学園都市に立地する八王子キャンパスという異なる環境を有する本学の特性を活かし、地域の防災拠点の実現に貢献することを目標に、防災・減災教育を推進します。
※TKK3大学連携プロジェクト
東北福祉大学(T)・工学院大学(K)・神戸学院大学(K)の3大学が連携し、それぞれの大学の特色、強みを活かしつつ文系と理系の融合により高度な社会貢献に関する研究・教育を行い社会に貢献することを目的とした取り組みです。
具体的には、防災・減災や環境およびボランティアに関する高度かつ実践的教育のための大学間連携を、3大学共同の専門教育課程「学び合い」、3大学連携の課外活動「分かち合い」、3大学連携による災害時に備えた円滑な大学運営のための大学間バックアップシステムと学生主体の実践訓練「助け合い」を展開することで学生の学士力向上、及び各大学の活性化、危機管理力向上を目指しています。
センターの主な活動
- 教育・研究支援:防災・減災に関する正課授業の提供および単位認定
- 実践活動の推進:本学の特色をいかした防災・減災活動の展開
- 地域社会への貢献:地域貢献、生涯教育機会の提供、および他大学との交流推進
- 学生支援と評価:学生のスキルアップ支援と、活動に対する適切な評価
- ボランティア促進:学生および教職員によるボランティア活動の推進
お問い合わせ
防災・減災教育センター
TEL:03-3340-0167
E-mail:bousai_gensai[at]sc.kogakuin.ac.jp