奨学金に関するFAQ

Q. 奨学金って何ですか?

A. 学業をしたい学生に向けた経済的支援です。

Q. 奨学金には、どんなものがありますか?

A. 大学独自、地方公共団体、日本学生支援機構(JASSO)、各種民間団体奨学金などがあります。

Q. 給付型奨学金はありますか?

A. 各組織(大学独自、地方公共団体、日本学生支援機構、民間団体)で給付型、貸与型があります。大学のホームページで奨学金をキーワードにして探すと色々出てます。リンク先がありますので、参考にしてください。
民間奨学金で大学に募集があった場合はキューポートで、お知らせします。
また各団体で大学を通さず直接募集している場合がありますので、インターネット等で情報を収集してください。

Q. いつ奨学金は申し込めますか?

A. 例年春に募集します。奨学金の応募期間は、短いものが多いので、予め大学のホームページや学生ポータルサイトなどで情報を収集して、機会を逃さないようにしてください。多くの学生が申し込む(高校で予約採用している)奨学金には、日本学生支援機構奨学金があり、4月初旬に告知し、説明会他を実施しています。見逃さないよう、大学の電子掲示板を適宜確認してください。
また、自身で調べた民間奨学金に申し込みを希望し、大学の推薦状が必要な場合は、推薦状の発行に日数を要しますので、団体への書類締め切りの3週間前までには学生支援課に相談・依頼してください。

Q. 説明会は開催されるのですか?

A. 4月初旬に予定しています。必ずご参加ください。

Q. 資料は貰えるのですか?

A. 説明会で配布します。

 

Q. 貸与型だと利息が心配です。年利で何%くらいなのでしょうか?

A. 日本学生支援機構奨学金には、2種類の利息タイプがあり、固定金利と変動金利です。2022年度現在、固定金利は0.2%程度、変動金利は0.02%程度です。

Q. 貸与型だと毎月いくらぐらいの返済額になりますか?

A. 日本学生支援機構のホームページに奨学金貸与・返還シミュレーションのページがあります。
いくら借りたらいくら返すのかシミュレーションができます。
https://simulation.sas.jasso.go.jp/simulation/

Q. 留年してしまいました。JASSO奨学金の貸与・給付は継続できますか?

A. 留年すると、基本的にはJASSO奨学金の貸与・給付はストップしてしまいます。

日本学生支援機構では、定期的に「適格認定」を行っています。「奨学金の貸与を継続してよいか」を以下のポイントで審査しています。
・人物(奨学金を受けるにふさわしい人物か)
・成績・・・修業年限(学部の場合は4年)で卒業または修了できる見込みがあるか
・引き続き奨学金の貸与が必要な経済状況か

留年した場合、修業年限で卒業ができなくなりますので、奨学金の貸与も受けられません。

ただし1-3年生で留年後に進級した場合で、奨学金の再開を希望する際には、「奨学生学修状況届」を提出する必要があります。
(4年生で卒業できず留年した場合は、再開はできません)

奨学生学修状況届には、奨学金が停止された後の授業出席状況や単位修得状況、学生生活の状況などを記述する必要があります。

なお、留年した後も大学に在学し続ける場合は、1年毎に在学猶予願(在学届)を提出する必要があります。在学猶予の届け出により、卒業予定年月まで返済期限が猶予されます。

成績不振以外の理由で留年した場合、第二種奨学金(返済義務があるもの)に関しては、以下の理由によっては卒業が1年延長したという扱いになる場合もあります。

以下のいずれかに当てはまる場合は「第二種奨学金貸与期間延長願」を提出しましょう。
・留学
・病気、けがなどの療養
・ボランティア活動
・地震、洪水などで被災した
・育児、介護などの個人的な理由で就業年数を超えて在学を認められた(長期履修課程)

Q 退学・除籍の場合JASSOの奨学金はどうなりますか?

A. 「異動願」を提出する必要がありますので、担当窓口に速やかに申し出てください。奨学金は廃止になります。奨学金返還にかかる手続書類を送付します。書類受取後、速やかに手続き(リレー口座加入手続)を行ってください。返済の義務が生じます。手続きが遅れると、返還の延滞扱いとなることがありますので、ご注意ください。

Q. 休学する場合、JASSO奨学金はどうなりますか。

A. 休学の場合は、奨学金の休止手続きが必要ですので学生支援課にお越しください。
休学を経て復学する際は、「独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」の経済支援担当者に届け出を行い、奨学金を再度受けられる可能性があります。
なお、休学時の奨学金休止は最大2年が一般的なので注意が必要です。

Q 奨学生として採用後、成績が悪いと奨学金が停止されることはあるのですか。

A. あります。学業成績が著しく悪い場合や留年者は「停止」「廃止(打切り)」になります。また、給付奨学金で2年連続「警告」の処置を受けた場合も「停止」「廃止(打切り)」になります。 さらに学業成績が著しく不良であり、災害、傷病等のその他やむを得ない事由がない場合は支給した奨学金の返還と減免された授業料等の返還を求められますので、 好成績の維持に努めてください。

Q. 今月(4月、5月)の奨学金が振り込まれていません。

A. 4月・5月は他の月より振込日が遅くなります。JASSOのホームページの奨学金振込日カレンダーでご確認をお願い致します。

Q. 自分の奨学生番号がわかりません。

A. 採用手続きの際に交付される「奨学生証」や「返還誓約書」に印字されています。

Q. 給付奨学金が支援区分外となり、奨学金を受給しませんが、在籍報告や継続手続きはしなければならないのでしょうか?

A. 一旦、給付奨学生となり、在学している間は在籍報告や継続手続きが必要です。

Q. 貸与奨学金が採用になりました。振り込まれた金額が申し込んだ額と異なるのはなぜですか?

A. 機関保証制度を選択した場合は、毎月の振込金額から保証料が差し引かれて振り込まれます。
保証料はJASSOのWEBページでご確認をお願い致します。

Q. 奨学金の貸与を受けています。卒業後大学院に進学予定です。返還はいつから始まりますか?

A. 大学院へ進学または他大学へ編入学した場合、「在学猶予願」または「在学届」を進学先の学校に提出することにより在学期間中は返還の猶予を受けることができます。返還は大学院の修了および他大学の卒業後に始まります。

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