微細な100万分の1ミリの世界を観る、つくる、利用する

指導教員:坂本 哲夫 教授

話題のナノテクノロジーを根底で支えるのは、100万分の1ミリという微細な世界が観察できる道具の数々です。また、観察するだけでなく、観察しながら精密に物質をつくり上げていく技術も必要です。そのために必須となる高密度なイオンビームを開発するとともに、観察や物質創造に使える技術としての確立、製品化への応用を研究しています。さらに製品化の過程で、有害物質の使用やエネルギー消費を抑える方法論も検討しています。こうした取り組みにより、有機半導体を、これまでと全く異なる方法でつくり上げることをめざしています。


主な研究
テーマ
収束イオンビームを用いた固体のナノスケール加工
PM2.5粒子の成分分析
有機半導体の新しい作製方法 など
キーワード 顕微鏡 / エネルギー・環境 / 有機材料
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