固体物性研究室
世界で初めて人に無害な紫外線を発光する新半導体を開発
指導教員:尾沼 猛儀 教授
オゾン層で吸収される紫外線の殆どは、DNAを損傷することから、人間が地球上で生命活動を行うためには極力減らさなければならないと考えられてきました。ところが、最近207~222 nmの波長の紫外線を選択的に照射することで、人の組織を損傷することなしに空中浮遊のウィルスを不活化できることが解明されました。当研究室では新しい半導体材料を用い、この波長域の紫外線を発生させることに世界で初めて成功しました!研究成果は水銀の撤廃の他、光源の小型化や省エネに貢献する技術として注目されています。
主な研究
テーマ |
人に無害な紫外線発光材料の開発と応用 真空・深紫外線分光システムの開発 パワートランジスタ用半導体材料の研究 など |
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キーワード | 超ワイドギャップ紫外線半導体材料 / 量子 / レーザ / パワーエレクトロニクス |
関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」
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