安全快適な社会のために視覚のしくみを解明・活用する

指導教員:福田 一帆 教授

人は眼に入る情報をそのまま知覚しているのではなく、巧みな情報処理により視覚世界をつくり上げています。コンピュータには複雑な処理も、人は自然に獲得して柔軟に実行する一方、情報の見誤りや知覚の個人差も発生します。現代・未来の情報社会においては、多数の新たな情報提示技術の実用化とともに、人の感覚・知覚に関してさらなる理解が求められています。本研究室では、心理物理実験による視覚のしくみの解明、視覚機能の測定評価、情報技術への応用を通じて、安全・快適な社会への貢献をめざしています。


主な研究
テーマ
視覚メカニズム解明のための基礎研究(色覚と照明光、3D空間における物体および身体認識、眼球運動)
視覚情報呈示技術への応用 など
キーワード 視覚情報処理 / 心理物理学 / 色覚 / 3次元空間認識 / 視覚身体感覚相互作用 / 眼球運動 / 運転者特性

関連する「持続可能な開発目標(SDGs)」

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大学院 工学研究科

専攻