マクロとミクロスケールの熱流体現象をつなぐ

指導教員:平塚 将起 准教授

熱の伝わりやすさや流体抗力といった熱流体の特性は、マイクロ・ナノスケールの構造や材料の影響を大きく受けています。
たとえば微細加工をほどこした伝熱面を用いることで熱効率を改善できることや、ミクロな表面構造を応用することでボールのブレを軽減できることが知られています。また流体にナノスケールの粒子を混ぜたり、ナノサイズの空間に閉じ込めることで粘性や相変化の温度が変わることが知られています。
本研究室では主にこうしたミクロな特性が流体のマクロな性質に及ぼす効果や原因を解明し、高効率なエネルギー技術の開発に生かしていくことを目的とした研究を実施しています。
 

主な研究
テーマ
マイクロ・ナノスケール熱流体
スポーツ熱流体
相変化を利用したエネルギー輸送・貯蔵
キーワード マルチスケール熱流体 / 相変化 / 機械学習 / 分子シミュレーション / スポーツ工学

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